The Main Event

監督: ハワード・ジーフ
脚本: ゲイル・ペアレント
アンドリュー・スミス
製作 ジョン・ピーターズ
バーブラ・ストライサンド
音楽 ロビー・ベンソン
出演: ライアン・オニール
バーブラ・ストライサンド
ポール・サンド
ジェームズ・グレゴリー
ウィットマン・メーヨ
パティ・ダーバンヴィル
リチャード・ロースン
アーニー・ハドソン
配給 ワーナー・ブラザース
公開日 1979年
日本 1979年12月
上映時間1時間49分
製作国 アメリカ
言語 英語
ストーリーと概要
テクニカラー、ビスタサイズ作品。
本作は、1979年スティンカーズ最悪映画賞において、
最悪の作品部門、最悪の演出部門(ハワード・ジーフ)、センス最悪の脚本部門、最悪の主演女優部門(バーブラ・ストライサンド)、最悪のカップル部門(バーブラ・ストライサンド&ライアン・オニール)を受賞してしまっている。
また。最悪の主演男優(ライアン・オニール)、最悪の歌曲・歌唱(ロビー・ベンソン)が候補に挙がっていた。
この手の賞は「好みが分かれる」と言う点では賞賛されるべき賞(例えば、アカデミー賞など)と変わらず、また、賞賛されるべき賞と受賞がかぶる場合も多い。最悪映画賞とは言いながらも、むしろ、その映画が話題となった証である。
主演のバーブラ・ストライサンドは『ファニー・ガール』で主演女優賞を、『スター誕生』で作曲家としてアカデミー歌曲賞と2度も受賞している。また、複数のエミー賞、グラミー賞、ゴールデングローブ賞、およびトニー賞を受賞している世界で最も成功したと言われる大女優であり、歌手である。
また、『ある愛の詩』で超有名俳優の仲間入りを果たしたライアン・オニールも、父は脚本家チャールズ・オニール。元妻は女優ジョアンナ・ムーアという芸能一家で、ブログ内の『リトル・ダーリング』で紹介した有名な女優テイタム・オニールと俳優グリフィン・オニールは最初の妻ジョアンナとの間の子供である。
以後、女優バーバラ・パーキンスと浮名を流し、女優リー・テイラー=ヤングと再婚、さらに女優ファラ・フォーセットと17年間に渡り同棲しレドモンドという一児をもうけた。
この子供、グリフィンとレドモンドが居る場所で、ライアンがグリフィンに向けて発砲事件を起こし息子に訴えられたりまでした。結局、ファラ・フォーセットは癌により亡くなったが、死の直前に入籍したと伝えられている。いずれにせよ、スキャンダルの宝庫といわれる一族の中心人物であり、ある意味大俳優の王道を行く人物である。
バーブラ・ストライサンド演ずるヒラリー・クレイマーは香水の会社を経営していたが、支配人が会社の全資産を横領して国外逃亡、会社は人手に渡ってしまう。彼女の手もとに残されたのはライアン・オニール演ずるエディ“キッド・ナチュラル"スキャンロンというボクサーとの間にかわされた契約書だけだった。早速、ヒラリーはエディに会い、借金を返すために契約通りにリングにあがるよう交渉する。だが、今では自動車教習所の経営者におさまっているエディは、リングにあがる気などさらさら無い。
裁判に訴えるとして、ヒラリーはエディにリング復帰を納得させる。最初の試合で、エディは計画を断念するだろうと思って相手の打つにまかせた。それを見てヒラリーは逆に燃えあがり、エディにどんどん入れ込むようになり、喧嘩がちながらも愛情を抱きはじめていた。やっと大試合にこぎつけるが、ゴングより先にリングにあがってTKO負け。リング上で、せっかくの勝ち試合を落したエディとヒラリーの乱闘が始まり観客は大喜び。これを見たプロモーターが、ヒラリーをセコンドにつければ面白いと考えて、チャンピオンとの試合をプロモートしようと持ち掛けてきた。チャンピオン戦にそなえて、キャンプ入りしたエディは、ヒラリーと結ばれる。そして、いよいよ試合開始。エディの優勢のうちに進行してゆく・・・
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